Kathleen Reilly “Uncovering Functionality— 使えるを見つける”
2025.12.4 (Thu) - 12.14(Sun) / 12:00~19:00


この度、2025年12月4日(木)〜12月14日(日)の期間、(PLACE) by methodにて、アーティスト Kathleen Reilly (キャスリーン・ライリー)による企画展「Uncovering Functionality — 使えるを見つける」を開催いたします。
Kathleen Reillyは、スコットランド出身のアーティスト・金工作家です。グラスゴー美術学校で金工とジュエリーを学んだ後、英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アートで大学院を卒業。2018年にジャパン・ハウス・ロンドンで開催された企画展「燕三条―金属の進化と分化」を訪れ、燕三条の高い職人技術を初めて目の当たりにしました。その後、英国を離れ、2019 年に大和日英基金の奨学生として来日し、新潟県燕市で2年間修行した後に「Oku」をデザインしました。
本展は、「Oku」のロンドンでのローンチから1周年を記念した展示です。「Oku」をはじめ、私たちの日常に静かに寄り添い、豊かさをもたらしてくれる道具を展示販売します。会場では、それらに焦点を当てた映像作品を上映し、丁寧につくられた道具が日々の所作や暮らしにどのような変化をもたらしているのかを再確認いただけます。
選び抜かれた英国のデザイナーや作り手の仕事を紹介し、モノが内包する可能性を浮かび上がらせるとともに、そこから生まれる気づきや、異なる文化に向き合うきっかけを提供します。
Kathleen Reilly 「Uncovering Functionality— 使えるを見つける」
会期:2025年12月4日(木)~12月14日(日)
時間:12:00~19:00
休廊日:なし
会場:(PLACE) by method
住所:〒150-0011 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート#14
地図:http://goo.gl/maps/nzyvr
電話番号:03-6427-9296
ECサイト:https://placebymethod.com
主催: Kathleen Reilly 、method Inc.
ディレクション、キュレーション:Paz Castro
映像:ネメス リヨ
音楽:斉藤 尋己
助成: アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]、 ブリティッシュ・カウンシル、クリエイティブ・スコットランド、グレイトブリテン・ササカワ財団
Kathleen Reilly |アーティスト
スコットランド出身のアーティスト・金工作家。グラスゴー美術学校で金工、ジュエリーを学んだ後、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで大学院を卒業。2018年にジャパン・ハウス・ロンドンで開催された企画展「燕三条―金属の進化と分化」を訪れ、燕三条の高い職人技術を初めて目の当たりにした。その後、2019年に大和日英基金の奨学生として来日し、新潟県燕市で2年間にわたり職人のもとで研鑽を積む。2022年には「Oku」が Dezeen Awards のホームウェア・デザイン部門で年間最優秀賞を受賞。
https://www.kathleenreilly.co.uk
Paz Castro|ディレクション、キュレーション
チリ生まれ。東京在住のクリエイティブ・コンサルタント、キュレーター。ロンドン、マドリッド、グラスゴーで10年以上の経験を持つパズは、様々な文化が混ざり合った自分の遺産を誇りに思い、学際的なバックグラウンドを活かして、思考と交流を誘発するようなインパクトのあるプロジェクトを生み出すことに努めている。日本人の感性と芸術を西洋に、西洋の影響を日本に広めることで、異文化間のコラボレーションを促進することに情熱を注いでいる。その独特の視覚的美学を通して、クリエイターとして、またディレクターとして彼女のビジョンに命を吹き込み、芸術的交流と相互インスピレーションを支持している。
https://www.pazcastro.co.uk
ネメス リヨ|映像・編集
東京都生まれ、Central Saint Martins大学にてFine Art科を卒業。現在は東京を拠点に活動している。映像と写真を手法、題材として、二つのメディアを同時に行き来することで新たな視点を模索し、身近なものを被写体に映像の立体化を試みる。二次元上に映る時間や空間、物質性などの感覚や記憶のズレに焦点を当てながら制作を続けている。
https://riyonemeth.com
斉藤 尋己|音楽
東京生まれ。日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コースで音響心理学・音響解析を学び、実験的作品やオーケストラ作品を通じて作曲活動を開始。卒業後は映画やCMに楽曲を提供する一方、nanacoカードのインターフェイス音、YAMAHAの音源開発、企業CIなどのサウンドデザインに携わる。ジャパン・ハウス ロンドンやミラノ・サローネで会場音楽やサウンドインスタレーションを制作し、分野横断的なコラボレーションを積極的に行う。2016年にはサウンドスケープを中心に据えるサウンド・ブランディング・エージェンシー「SoundscapeDesignLab」を設立。近作に『Topophilia』(2024)、『Sound of My World』(2024)。
https://hirokisaitoh.com/