SATE SPHERE
SATE
トーテムポールは、先祖代々伝わる神話や伝説などを氏族と縁の深い人や動物などに表して柱に刻んだ「紋章」のようなものだと考えられているが、私にはモチーフを垂直方向に積み重ねていくことに、何か重要な心理的意味合いがあるように感じられた。
古くから、人々は素朴に積み上げた石を墓標に見立て安らぎや畏敬の対象とし、ピラミッドやストーンヘンジのような巨大な構成物を権威や崇拝の対象としてきた。重力に抗うように垂直方向に高く積み上がるそれらは、ある意味、自然の摂理に反するものであり、そこに超自然的な存在(すなわち神だったり)を感じたのではないだろうか?
こういった仮説の元、現代の暮らしの中で心の拠り所になるようなモニュメントができないかと試みた。
SPHEREは、玉の意。
串に刺さったパーツは取り外しができるので、お好みの順番・構成に変えることができます。
design: 置田 陽介
size: 約w45mm × 45mm × h360mm
※専用箱にキズや汚れが若干ございます。
作品本体に影響はございませんが、ご了承の上ご注文をお願いいたします。
送料:着払い
納期:約3〜5日
・梱包サイズ未確定のため、大変恐れ入りますが、着払いでの発送とさせていただきます。
・商品写真の色合いは、観覧環境によって実際のイメージと異なる場合がございますのでご了承下さい。
elements
「elements(エレメンツ)」は、建築家の井上真彦、アートディレクターの置田陽介、グラフィックデザイナーの横山道雄の3人が、2015年にスタートしたプロジェクトです。
人間がものをつくる動機や根源に繋がるテーマを選び、フィールドワークやリサーチ、実験、ディスカッション、ときには遊びを交えながら思考を重ね、オブジェやプロダクトを通じて提示しています。
https://elements-p.net